【和菓子は五感の総合芸術】
2015年11月07日
「聴覚」 趣深い和菓子の菓銘(名前)の響きを、耳で楽しむ
「視覚」 様々な情景を思い、目に映る形や色の美しさを愛でる
「嗅覚」 和菓子に包まれたほのかな香りを感じとる
「触覚」 手で触れ、楊枝で切るときの感触や舌触りを味わう
「味覚」 口に含んだ時に広がるまろやかな美味しさを堪能する
日本には四季があり、日本人は昔から季節感というものを大切にしてきました。
このような季節感をお菓子で見事に表現したものが上生菓子です。
五つの繊細な感覚が重なり合って、小さな和菓子に大きな広がりが生まれると言われています。
美味しくお抹茶を召し上がっていただく為に、和菓子も吟味したいと思います。